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メガバンクの200倍!超高金利のあおぞら銀行【デメリットの検証】

会社員のしゅうへいです。

「預けるだけでお金が増える」で話題の、あおぞら銀行をご存知ですか?
今や銀行預金は超低金利時代で、預けていてもお金はまったく増えません。
しかしあおぞら銀行の金利は、メガバンクの200倍!
他の追随を許さない、圧倒的業界No.1です。
今回は、僕も使っているあおぞら銀行の超高金利について、まとめてみました。

本記事がおすすめな方

・銀行預金に余裕がある人
・これから投資にチャレンジしたい人

・あおぞら銀行の超高金利の裏を知りたい人
・投資は怖いからまずは銀行に預けておきたい人

【メガバンクの200倍】お金が増えるあおぞら銀行の普通預金を使おう

①100万円預ける→1年後に10円増える
②100万円預ける→1年後に2000円増える

あなたは①と②、どちらがいいですか?
もちろん②ですよね。

この例、銀行の金利の話なんです。
①は大手銀行の金利0.001%の場合です。
②はあおぞら銀行のBANKの金利0.2%の場合です。
その差、実に200倍

あおぞら銀行のBANKとは、店舗や窓口を持たないインターネットバンキングです。
口座の開設から資金管理まですべてスマホでできるマネーサービスです。
口座を開設して口座にお金を預けるだけで「超高金利」によってお金が増えます。

また、ATMでの入出金が何回でも無料!
あおぞら銀行BANK支店では、日本全国にある「ゆうちょ銀行ATM」での入出金手数料が、いつでも回数制限なく無料で利用できます。

ちなみに「BANK」とはBANK支店をはじめ、支店名称に「BANK」がつくすべての支店を総称する名称。
2022年7月現在「BANK支店」「BANKブルー支店」「BANKスカイ支店」の3つの支店があります。

あおぞら銀行はなぜ高金利?裏がある?


あおぞら銀行はどのようにして他銀行の200倍もの超高金利を実現しているのでしょうか?
これだけ金利が高いと「一過性のキャンペーンでしょ?」「いつか金利が下がるんでしょ?」と疑いたくなりますよね。

あおぞら銀行はもともと、シニア向け資産運用を事業の軸にしていました。
一方、20代・30代の顧客の開拓が課題となっていたそうです。
課題を解決するためにわかりやすくシンプルなサービスを立ち上げる必要がありました。

銀行では普通口座や当座口座、定期預金、投資信託など、さまざまなサービスがありますが、最もわかりやすくシンプルなサービスは「普通預金」です。
若い層の獲得のために、わかりやすくシンプルなサービスである「普通預金」を超高金利にしたのです。
他の銀行でも「預金残高〇〇万円以上で超高金利」や「関連の証券口座を結びつければ金利〇〇%アップ」などというサービスがあります。
しかし条件がつけば、いそがしい世代にとってはわかりにくいサービスになります。

だからあおぞら銀行は「普通預金として預けるだけで超高金利」というわかりやすくシンプルなサービスにしたのです。

しゅうへい
しゅうへい
実際、あおぞら銀行に預けておけばお金が増える!というわかりやすさが人気だよね!

あおぞら銀行が超高金利を実現した5つの企業努力


あおぞら銀行が超高金利を実現できている理由は「企業努力」にありました。
粗利益に対する経費の比率を表す「経費率」は、主要銀行の平均が63.1%なのに対し、あおぞら銀行は55.8%と低く抑えられています(2019年度実績)。
この低い経費率、つまり企業努力は、下記の方法によって実現しています。

あおぞら銀行は、主に次の5つの企業努力によって超高金利を実現しました。

①BANK支店は有人店舗不要
②自前のATM廃止
③印鑑・通帳廃止
④すべての有人店舗で現金の取り扱いを終了
⑤事業の選択と集中

①BANK支店は有人店舗不要

あおぞら銀行のBANK支店は、すべてオンライン取引の支店です。
そのため、有人スタッフを置く店舗が不要になりました。
スタッフの人件費や、店舗の家賃を低く抑えることが、超高金利を実現できる理由の1つになりました。

②自前のATM廃止


あおぞら銀行では、2018年から自前のATMを廃止しました。
ATMの購入費は数百万、ランニングコストは月30万円程度かかるといわれています。
またATMがあると、現金輸送の人件費などもかかります。
キャッシュレス決済が増えてきている昨今、ATMの必要性が下がっています。
あおぞら銀行はいち早く、ATMの廃止に取り組んだ結果、高金利で顧客に還元できているのです。

③印鑑・通帳廃止


BANK支店では通帳の取り扱いはありません。
インターネットバンキングにて残高や入出金明細を確認することになります。
スマホのアプリから即座に残高や入出金明細を確認できるので、ユーザーにとっては便利です。
あおぞら銀行としては、口座開設の手続きをスムーズにできたり、事務にかかる時間を短縮できたので、経費を下げる理由になったのです。

④すべての有人店舗で現金の取り扱いを終了

あおぞら銀行には全国に19ヶ所、有人店舗もあります。
しかし、2021年1月15日をもって、有人店舗の窓口での現金の取り扱い(入出金、振込、両替)を終了しました。
有人店舗の窓口では、資産運用に関する相談窓口に特化しています。

⑤事業の選択と集中

他の銀行が力を入れている住宅ローンやマイカーローン、カードローンは、取り扱っていません。
あおぞら銀行が事業の「選択」と「集中」を行ったことにより、ローン系の事業は廃止しました。

あおぞら銀行を使うデメリット

あおぞら銀行を使うデメリットとして、振込手数料があります。
あおぞら銀行BANK支店では、他行宛ての振込手数料は1件につき150円です。

>> あおぞら銀行HPより引用

この振込手数料を無料にする方法は3つあります。

①合計残高が500万円以上
②Visaデビットの利用が1回以上
③投資信託残高があること

*優遇条件達成から翌々月の1ヶ月間無料となる
*各条件を1つクリアすると月1回振込手数料が無料となる
*条件を3つクリアすると、最大3回まで無料となる

振込手数料を無料にする条件は、かなり高いハードルになっています。
そのため、超高金利を活かして、貯蓄用の口座として活用すると問題ありませんね。

【まとめ】貯蓄用に使おう!あおぞら銀行BANK支店

老後2000万円問題政府の「貯蓄から投資」への施策など、今や資産運用をしない方がリスクになる時代です。
でもいきなり投資を始めるのはちょっと怖い。
そんな時は、貯蓄用の口座にある程度まとまったお金が入っていると安心ですね。
貯蓄用の口座として、ぜひあおぞら銀行のBANKを使ってみてください。