マーケティング

人は見たいように見る。カラーバス効果を賢く利用しスキルアップを!

「あれ?セブンイレブンさっきもあったよね?」
「このCM、さっきも見たような気が……」

一度気にし出すと、途端に情報が集まり始めることってありますよね。

結論からいうと、それは「カラーバス効果」の影響です。
カラーバス効果を賢く利用することで、学習の効率があがります。

いそがしい現代人こそ、カラーバス効果を積極活用してください!
それではいってみましょう!

人は見たいように見る!カラーバス効果とは


カラーバス効果を簡単に説明すると「人は注目したことをよく見るし、注目していないことは見ない」ということです。
1つのことを意識し始めると、それに関連する情報が自然と自分のところに集まってくる現象です。

カラーバスとは「color(色)」と「bath(浴びる)」を組み合わせた造語です。
しかし色だけに限らず、情報や人、モノなども認知できるようになります。
人間の脳は特定の事象に意識を向けると、その事象を積極的に認識するようになります。

同じ?カクテルパーティー効果とは


カラーバス効果に似ている効果として「カクテルパーティー効果」という言葉があります。
こんな経験ありませんか?

病院の待合室で待機中。
あなたは受付に診察券を出して、呼ばれるのを待っています。
待合室ではテレビが流れていたり、子どもが楽しそうにおもちゃで遊んでいたり、おばあさんが隣のおじいさんと話をしていたり。
なかなか賑わっています。
そんな中、あなたは看護師さんに「〇〇さん、どうぞ診察室にお入りください」と呼ばれました。
あなたは当然のように聞き取り、診察室に入室しました

待合室は賑わっていますし、看護師さんはあなた以外の名前を呼んだりもしています。
しかしあなたは「自分の名前の時だけ」反応して診察室に入室できました。
これは脳が自分に必要のない情報を受け取らないようにしているからなんです。
これをカクテルパーティー効果といいます。

現代人が1日に接する情報量は、江戸時代の人の1年分、平安時代の人の一生分といわれています。
そんな多くの情報をすべて受け入れようとしたら、脳が処理できなくなり、パンクしてしまいます。
だから脳が「受け取る情報」と「受け取らない情報」に分けてインプットしているんです。

江戸時代の1日の情報量は現代の365分の1。

カラーバス効果も「自分が欲した情報のみを入手」でしたが、カラーバス効果は五感のすべてを使っての情報処理。
カクテルパーティー効果は、聴覚のみを使っての情報処理といわれています。

カラーバス効果を使って賢く学ぼう

カラーバス効果は脳が無意識に「受け取る情報」と「受け取らない情報」に分けてしまっています。
この効果を活用して賢く学ぶ習慣を身につけましょう。

たとえば仕事でマーケティングを任された時は、SNSなどで「マーケティング」を検索しましょう。
インスタグラムでは、一度「マーケティング」と検索すると、マーケティング関連のワードに基づいたおすすめ投稿が表示されるようになります。
これは他のSNSでも同じです。

おすすめ投稿として「マーケティング」に関係した投稿が表示されるようになると、脳は情報を受け取ろうとします。
結果、学習のチャンスが広がるのです。

ただ注意しなければならないのは、SNSはあくまで学習のきっかけです。
そこから専門書を読んだり、専門家に話を聞きに行ったり、実際に試してみたりすることで、本当の学びにつながります。
SNSだけで終わりにしないでくださいね。

【まとめ】カラーバス効果は嘘?それでも使えるものは使っておこう

一部では「カラーバス効果は嘘」という情報もあります。
たしかに、Wikipediaでもカラーバス効果は検索できませんでした。
加藤昌治という方が、著書『考具』で作った造語で、そこからネット上だけで取り沙汰されているだけなのかもしれません。

しかし「一旦気にし始めると急にそれを頻繁に目にするようになる錯覚」は誰もが経験していることです。

「嘘から出たまこと」といいます。

害がなければ、使えるものを使って損はありません。
学びたいことがあれば、脳にインプットさせ、賢く・効率的に、関連する情報を集めていきましょう。