「最近流行ってる瞑想って本当に効果あるの?」
多くの成功した経営者が、毎日取り入れているという瞑想。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズも取り入れていたことは有名な話。
そんな瞑想は、本当に効果があるのでしょうか?
結論からいうと「会社員も瞑想をするべき」です。
むしろストレスまみれの会社員こそ、瞑想は必要です。
マインドフルネスな心で仕事をすれば生産性向上間違いなしです。
それではここから詳しく見ていきましょう!
言葉の解説|そもそも瞑想とは
瞑想とは何も考えずにリラックスしたり、心を静めて無心になることです。
単に心身におだやかに保つために行われる瞑想と、宗教性を加味した瞑想があります。
近年ではヨガのように、ポーズを決めながら瞑想に入ることもあります。
本記事では、宗教性を除外した、近年の瞑想についてお話しします。
マインドフルネス?メディテーション?
マインドフルネスとは「今ここに100%集中している状態」のことです。
メディテーションとは「瞑想」のこと。
マインドフルネスな状態になるためにメディテーションをすることが「マインドフルネス・メディテーション」です。
本記事では「瞑想」という言葉に統一してご紹介します。
瞑想はどんな効果があるの?
瞑想の具体的な効果として、感情のコントロール、集中力の向上、気分の改善などが挙げられます。
また、瞑想をすることで脳の中央部にある帯状回が最も働きます。
帯状回はひらめきを生む部分です。
瞑想中に新たな着想を得ることもしばしばあります。
その他、瞑想の効果として下記のようなものが挙げられます。
✔️免疫機能の向上
✔️血圧の低下
✔️血糖値の低下
✔️緊張やうつ状態の緩和
✔️ストレス耐性の向上
✔️記憶力の向上
瞑想を取り入れていた経営者や著名人
瞑想は世界の名だたる経営者や著名人が取り入れていたことで有名です。
・スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)
・ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
・エヴァン・ウィリアムズ(Twitter創業者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
・タイガー・ウッズ(プロゴルフ選手)
・稲盛和夫(京セラ創業者)
・松下幸之助(パナソニック創業者)
・イチロー(元メジャーリーガー)
・市川海老蔵(歌舞伎役者)
瞑想のやり方
瞑想は、道具などの準備は不要です。
自宅で今日から取り入れることができます。
ここでは、その実施方法をご紹介します。
①安定した場所であぐらをかく
②背筋を伸ばす
③呼吸に集中する
①安定した場所であぐらをかく
まずは安定した場所に座りましょう。
床、布団やベッドの上などであぐらをかきます。
あぐらをかくことが難しい場合は、安定したイスに座りましょう。
キャスターはなるべく固定することをおすすめします。
②背筋を伸ばす
安定した場所に座ったら、背中を伸ばし、胸を開き、やや顎を引きます。
頭・胸・腰が一直線になると、体への負荷が分散し、長い時間座ることができます。
③呼吸に集中する
いつも無意識にしている呼吸に意識を集中しましょう。
例えば
✔️3秒かけて吐き、3秒止めて、5秒かけて吸う
✔️5秒かけて吐き、5秒止めて、8秒かけて吸う
などですね。
呼吸にかける時間は、取り扱う書籍や流派によってさまざまです。
また、肺活量には個人差があります。
無理のない時間をかけて呼吸することをおすすめします。
瞑想たった1つのポイント|否定しないこと
瞑想を続けると、呼吸以外を考えてしまうことがあります。
その時「自分は呼吸にすら集中できないのか……」と落ち込む必要はありません。
長い時間ただ座り続け、呼吸のみに意識を向けることは、簡単なことではありません。
呼吸以外のことが頭の中に浮かんできたら「今〇〇のことを考えた。呼吸に戻ろう」と頭の中でつぶやきましょう。
自分を客観視することで、否定も肯定もせず、自身をフラットに見ることができます。
瞑想は「今ここに100%集中する」ことが大事。
そこに余計な否定は必要ありません。
おすすめは寝起きの5分、寝る前の10分
ハル・エルロッド氏の『モーニングメソッド』によると、朝起きた直後に5分、瞑想することをおすすめしています。
朝は最も脳がフレッシュな時間です。
この時間にマインドフルネスな状態しておくことで、1日の生産性を上げることができます。
また、寝る直前の10分に瞑想することもおすすめです。
会社員は、1日のうちに膨大な量の情報を脳に詰め込まれています。
すべてのタスクを終えた寝る前の時間に瞑想をすることで、詰め込まれた情報から新たなひらめきを生むことが期待できます。
瞑想は脳の帯状回のはたらきを活発にし、新たなひらめきを生みます。
1日の終わりに瞑想をすることで、1日に得た情報から新たな仕事のアイディアが生まれるかもしれませんね。
【結論】今日から始めよう、毎日の瞑想習慣
いそがしい会社員こそ、毎日瞑想を続けることをおすすめします。
何も考えず、ただ今に100%集中する時間を毎日作りましょう。
今までやっていなかったことをやり始めると、必ず何かしらの気づきをがあります。
ぜひ毎日の瞑想習慣を!