「ブログ書いたけどなかなか読まれないな……」
「新規事業を立ち上げたけどなかなか軌道に乗らないな……」
一生懸命調べて書いたブログ。
何時間もかけて、休みの日を返上して書いたブログ。
そんなブログが全然読まれない。
まったく読まれない現状に嫌気が差して、ブログを辞めてしまう。
初心者ブロガーにはよくある話です。
(もちろん僕もその道を通っています)
もっと効率的に読まれる方法はないか。
あの手この手で試してみる方は多いと思います。
結論からいうと、どのくらいの需要があるかを理解することが大切です。
需要の有無は、ネット上の無料ツールで調べることができます。
それではいってみましょう!
知られなきゃ存在しないのと同じ
ブログは誰かに読まれ、お役に立ち、はじめてその存在に意義を持ちます。
つまり読まれなければ、この世に存在しないことと同じなのです。
残酷ですが、これが真実です。
仕事もこれと同じ。
必要とされなければ、どんなに良いことをしていても、世の中に無いのと同じなのです。
どんなに「自分が良い」と思うことをしていても、欲しがる人がいなければ買ってもらうことはありません。
ブログも仕事も、人に知られ、お役に立つことが必要不可欠なのです。
では、どうすれば知ってもらうことができるのでしょうか。
その正解は「検索に引っかかること」です。
そのブログ、本当に需要がある?
需要、つまり世の中に必要とされているか。
ブログを書く人は、この視点を忘れてはいけません。
需要がなければ、どんなに良い記事を書いても、読まれることはありません。
なぜなら検索に引っかからないからです。
インターネット全盛の今、検索窓は需要のカタマリです。
一つの単語を入力すると、その関連ワードが予測候補として出てきます。
これを「サジェストキーワード」といいます。
このサジェストキーワードも需要そのものなんです。
誰かにブログを読んでもらうためには、自分が良いと思うことを続けるよりも、必要とされていることをしましょう。
そのために需要を調べることは必須なのです。
カバン屋から喫茶店へ。華麗なる転業を遂げた個人商店の話
東京都千代田区に青木堂という喫茶店があります。
オフィスビルが立ち並ぶ一角に、こじんまりとした一軒家があります。
その異色感は、誰もが違和感を覚えるほど。
その一軒家は「青木堂」という喫茶店です。
青木堂はかつて、カバンを販売する小売店でした。
戦後、神田近辺が焼け野原の時代、青木堂の創業者がその土地でカバン屋を開業しました。
何もモノが無い時代。
仕事に行くカバンすらありません。
青木堂の創業者は、そこに目をつけてカバンを売り始めたのです。
当時は飛ぶように売れていくカバン。
ですが、時代は移り変わります。
平成に入り、モノが溢れる飽和の時代になりました。
誰もが1つはカバンを所有しています。
青木堂は丈夫なカバンを売っていました。
そのため、一度売ったらその人は10年は来ません。
そうして青木堂は不況の波に飲まれていったのです。
オフィス街として発展していく神田という街。
2代目店主は考えました。
「喫茶店にしたら売れるのでは?」
そうして青木堂カバン店は、喫茶青木堂に華麗なる転業を遂げたのです。
店主は飲食業経験はありませんでしたが、現在は「喫煙可」の喫茶店として賑わっています。
ちなみに、喫茶店に転業してからも、店内で細々とカバンを売っています。
実はカバン店だったころよりも、喫茶店に転業してからの方が、カバンが売れているとか。
今は令和。需要を調べる方法がある
カバン店の例のように、需要は時代と共に移り変わります。
その需要を敏感に受け取り、次の行動を決めることが大事。
便利なことに、今の時代は需要があるかどうかを数字で調べることができます。
ここでは無料で使える2つの方法+おまけをご紹介します。
①Googleキーワードプランナー
②aramakijake
(おまけ)ラッコキーワード
①Googleキーワードプランナー
Googleが広告を出すために提供しているツールです。
検索ボリュームとサジェストキーワードを調べることができます。
ただ、無料で使用する場合は「1万〜10万」といったおおよそのデータしか表示されません。
おおよその検索ボリュームと、サジェストキーワードを同時に見たい場合はおすすめです。
②aramakijake
検索ボリュームの調査ができるツールです。
GoogleとYahoo!、それぞれの「上位表示されている10サイトの月間アクセス数」を調べることができます。
上位表示の月間アクセス数を知ることができれば、目標になりますよね。
(おまけ)ラッコキーワード
サジェストキーワードの調査に特化したツールです。
検索ボリュームは調べられませんが、同時にどんなキーワードで検索されているかを調べることができます。
意外な需要を見つけられるかもしれませんよ。
【結論】必要とされることをしよう!
「自分がしたいこと」よりも「必要とされること」をやる方が近道です。
ブログも事業も、誰かに必要とされることをやりましょう。
その方法を調べるのに、無料のツールを使ってみてくださいね。