ワンピース

ルフィのリーダー像|何もできないリーダーがいると組織は強くなる?

「助けてもらわないと生きていけねェ自信がある!」

ワンピースの主人公、麦わらのルフィ。ルフィは海賊王を目指し、麦わらの一味の仲間と共に航海を続けています。船長であるルフィは、数々の難敵を打ち破ってきましたが、決して1人の力だけではありません。信頼できる仲間や、キッドやローなどの同じ海賊、アラバスタやワノ国などの国家。多くの人の助けを借りて、麦わらの一味は強敵を倒すことができました。麦わらの一味はなぜそこまで強いのでしょうか?

結論からいうと「リーダーができないことを伝える」ことで組織は強くなります。そしてリーダーこそ「Why」を語り、凡人には見えない世界を提示し、特定の分野では最も詳しくなる必要があります。

それではここから詳しく見ていきましょう!

Whyからはじめよう

世界中の著名人を招き、講演会を配信している「TED」。過去に数多くのプレゼンがありましたが、歴代屈指の人気を誇るサイモン・シネック氏の「Whyから始めよ」。プレゼンの内容を簡単にまとめると次のとおりです。

・過去の偉大なリーダーは共通して伝える順番が同じ
・Why→How→Whatの順で伝える
・人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされる
・Whyから考える思考法は生物学に基づいている

世界的なIT企業Appleは「世界を変える」ことを信念にして、今まで新商品を開発してきました。事実、iPodで音楽の聴き方を変え、iPhoneで情報との接し方を変えてきました。世界を変えるという信念があったからこそ、多くの人を動かしてきたのです。

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麦わらの一味の船長・ルフィは、「この海で一番自由になる」ことで「海賊王になる」という語ってくれています。ルフィは誰よりも自由で楽しい人が海賊王になるという明確な「Why」を持っているので、多くの人を魅了し、動かすのです。

天才は凡人には見えない世界が見えている

実業家である北野唯我氏が書いた『天才を殺す凡人』によると、人は独創的な天才の要素、論理的な秀才の要素、共感的な凡人の要素を持っているといわれています。

天才は秀才、凡人には見えない世界が見えており、その世界を実現するために行動しています。秀才は物事を論理的に考えることを得意としており、目標に向かって着実に進む堅実なタイプです。凡人は世の中の8〜9割いるとされており、共感性が高く、集団で力を発揮します。

ルフィは冒険の最中、時に本質をつくような言葉をストレートに発することがあります。数字で考えることも、共感することもあまり得意ではありませんが、いつでも課題を解決するための本質を見失いません。秀才や凡人には見えない景色が見えているのでしょう。

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ルフィは何もできない?

「Why」からすべての行動を始めており、秀才や凡人には見えない景色が見えている船長・ルフィ。そんな彼は冒険中に「自分は何もできない」という言葉を発言しています。

リーダーが助けてもらうことを前提として動くことで、組織のメンバーは自分の活躍の場を見つけることができます。メンバーが活躍できる場所を見つけることは、組織の中の自分の居場所を確保し「組織に貢献している」と感じることができます。だからこそ、リーダーは「自分のできないこと」をメンバーに発信していくことが必要なのです。

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メンバーに「自分は何もできない」ことを伝えることは必要なことです。ただ、本当に無能なリーダーだとメンバーもついてきません。「Why」や「凡人には見えない景色」を語った上で、その分野についてはどのメンバーよりも詳しく、強くなる必要があります。

ルフィは船長として仲間を守るために、どんな難敵でも諦めず、勝利を収めてきました。また、必ず勝つことができるように、自分の力を磨いてきました。

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【結論】メンバーに自分は必要だと思わせることが大事