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今流行りのマインドフルネスとは?|効果をわかりやすく解説

福業ブログ管理人のしゅうへい(@syuhey_)です。

毎日仕事や家事、育児が忙しい方、お疲れさまです。
近年、多くの企業が在宅ワーク・リモートワークを取り入れ、仕事とプライベートの境目がなくなりつつあります。

✔️料理をしながら仕事のことを考えている
✔️入浴しながら明日のプレゼンの練習をする
✔️リモート会議中だけど子どもの様子が気になる

こんな状態を過ごし続けていると、まったく心と身体が休まらず、疲れだけが溜まってしまいますよね。
かつてApple社を創業したスティーブ・ジョブズは、座禅と瞑想を愛していたと言われています。
座禅と瞑想が導くもの、それは「マインドフルネス」です。

マインドフルネスとは「今、ここ」を感じること。
本記事では、会社員の方にこそトライしていただきたい「マインドフルネス」について、効果や日常への取り入れ方をご紹介します。

代表的なマインドフルネスの効果


マインドフルネス状態になる代表的な効果として、次の
3点があります。

①注意力UP
②感情のコントロールができるようになる
③自己認識力が高まる

①注意力UP

マインドフルネスのワークとして代表的なものが「瞑想」です。
瞑想中、自分の呼吸に意識をむけ「今、ここ」にいることを集中します。
瞑想をして自身の呼吸に注意を向けるので、注意力が身につきます。

瞑想中、注意が散漫になることもありますが、それは悪いことではありません。
その度に「あ、今〇〇のことを考えたな」と心の中でつぶやき、再び呼吸に注意を向けましょう。
これを繰り返すことで、短時間で呼吸に注意を向けられるようになり、注意力が向上します。

②感情のコントロールができるようになる

マインドフルネスの状態では、自分の感情に対して評価や判断を下さずに、あるがままに観察することが大切です。
そのため、自分を客観的に見ることができる状態と言い換えることもできます。

もし不快な感情が起きたとしても、すぐに反応せず、客観的に観察していきます。
「あ、今焦りを感じたな」と客観的に見ることを繰り返しましょう。
繰り返すことで無意識に反応していた感情を抑えることができるようになります。

✔️満員電車
✔️バスの遅延
✔️パートナーが連絡を返してくれない
✔️
子どもが言うことを聞いてくれない

マインドフルネス状態でいられると、こういった自分ではどうしようもないことで、感情を動かされて疲れることがなくなります。

③自己認識力が高まる

自己認識力とは、自分の状態に気づく力のことです。
感情だけでなく長所や短所、特徴、資質、ストレス状態など、多岐にわたります。

自分のことを深く知ることができるので、自分と他人の違いに気づき、相手を大切にすることができるようになります。
自己認識力が高まると、リーダーシップも向上すると言われています。

他にもこんな効果が!

✔️免疫機能の向上
✔️痛みを鎮める
✔️ポジティブな感情を増進
✔️うつを抑える
✔️不安性を抑える
✔️ストレスの緩和
✔️寂しさを減らす
✔️内省力を高める
✔️脳が開発される
✔️集中力と注意力が高まる
✔️マルチタスクの能力を高める
✔️
形にとらわれない考え方を増進する
引用 >> Psychology Today「今日からメディテーションを始める科学的20の理由」(2013911日)

マインドフルネスの逆を考えてみよう!


マインドフルネスの状態を理解するためには、逆を考えてみるとわかりやすくなります。
マインドフルネスの逆の状態は「マインドレスネス」といいます。
「今、ここ」に注意を向けられない状態のことです。
簡単にいうと、注意散漫状態ですね。

たとえば入浴。
心身ともにリラックスする時間のはずなのに、明日の仕事のことを考えてしまう。
これはマインドレスネスの状態です。

マインドレスネスの状態は、ほとんどの場合過去や未来に気持ちが向いています。
過去の失敗を引きずったり、未来の不安を過剰に捉えたりしています。
過去の失敗を後悔しても仕方ないです。
未来に不安を感じても未来がどうなるかはわかりません。

マインドフルネスの状態になるということは「過去と未来」と「今」を切り分けて、今を大切にするということです。

瞑想だけじゃない!マインドフルネスの方法


マインドフルネスと聞くと瞑想をイメージしがち。
マインドフルネスとは「今、ここ」の自分の心や身体、周りの状況に注意を向けている状態のことです。
「マインドフルネス=瞑想」ではありません。
マインドフルネス状態、つまり「今、ここ」に注意を向けられるようになるためには、どんな行動でもOKです。

たとえばこんなことでもOKです。

✔️散歩
✔️入浴
✔️読書
✔️写経
✔️歯磨き
✔️料理や食事
✔️人と対話をする
✔️ランニングなどの運動

僕は毎週銭湯に行き、湯船とサウナと水風呂を繰り返しています。
銭湯に行くとマインドフルネス状態になり「今、ここ」に集中できるようになります。

銭湯で体とメンタルを回復!持ち物・マナー・おすすめ入浴法を解説!会社員のしゅうへいです。 平日は朝から晩まで仕事、休日も時には仕事、時には家族の時間。 毎日の忙しさに心も体も疲れてしまいますよ...

仕事で車の運転が長い人は、運転もマインドフルネス状態になる方法にできますね。

【結論】毎日マインドフルネス状態になる習慣を作ろう!


マインドフルネスは心理的効果だけでなく、脳の神経細胞を成長させる効果があるといわれています。
脳も筋肉と同じく、使えば使うほど鍛えることができます。
たとえ時間が短かったとしても、毎日続けることが大切なのです。

✔️1分の深呼吸
✔️3分の散歩
✔️5分の瞑想
✔️10分の入浴

こんな短い時間でも「今、ここ」に集中することでマインドフルネスの状態を作ることができます。
あなたもマインドフルネスな毎日を!