「Twitterでおはよーとつぶやかなきゃ!」
「朝活友達、今ごろなにしてるのかな?」
Googleトレンドによると、2009年ごろから少しずつ朝活の検索数が増えています。
特にここ数年は、朝活全盛期といっても過言ではないでしょう。
朝活をしている人が増えています。
朝活をするためには、早起きが必須。
早起きが苦手な人も多いでしょう。
苦手な人がよくやる方法が「朝活友達を作ること」。
朝活友達を作ることは、有効なことなのでしょうか_
結論からいうと「朝活友達は作らない方がいい」です。
刺激の少ない朝に活動するから生産性が上がるのです。
マインドフルネス的に見ても、朝活友達はいない方が吉。
それでは詳しく見ていきましょう!
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【マシュマロテスト】継続のコツは未来を想像すること
まずは朝活に限定せず、「継続のコツ」について、有名なテストをもとにご紹介します。
人の行動を研究した行動科学の分野で、最も有名なテストの一つが「マシュマロテスト」です。
マシュマロテストは「子どものディレイ・グラフィティケーション(満足を先延ばしできる能力)」を調べた実験です。
✔️対象は4歳児186人
✔️マシュマロ1つを机に置く
✔️マシュマロは食べてもよい
✔️15分食べずに待てたら2つ食べられる
✔️今1つ食べるか我慢して2つ食べるかという選択を迫るテスト
この実験のおもしろいところが、その後にあります。
1972年に当時4歳だった子を対象に行った実験ですが、その16年後の1988年に追跡調査をしています。
実験に参加した親に子どもの評価を調査すると、次のようなことがわかりました。
💡我慢できた子どもの能力 > 我慢できなかった子どもの能力
つまり、15分待ってマシュマロを2つ食べることができた子は、16年後に年収や社会的地位などが高かったのです。
継続のコツは、「目の前の欲求を我慢することで、将来得られる大きな成果」をイメージすることなのです。
朝活友達が不要な理由
朝活の目的は、活動を通して達成したいことがあるからです。
✔️副業をして副収入を得る
✔️英語学習をして英語を習得する
✔️ランニングをして健康を増進する
✔️家事を済ませて余裕を持って1日を過ごす
「朝活をする」ことは目的ではなく、目的を達成する手段です。
目的を達成するなら、朝である必要がありません。
早起きが苦手で、夜に活動した方が生産性が上がる方は、夜活をした方がいいですね。
朝活を始めた初期に、「朝早く起きるために、友達を作ろう」とするのは、本末転倒です。
しだいに「朝活友達との交流が朝活の目的」にすり替わってしまいます。
これは、目の前に置かれたマシュマロ1つの誘惑に負けて、15分耐えられずに食べてしまうことと同じです。
だから朝活友達は不要なのです。
マインドフルネスから見る|やっぱり朝活友達はいらない
マインドフルネスとは、「今この瞬間に100%集中する」ことです。
マルチにタスクをこなすのではなく、シングルタスクに集中することです。
食事をするなら料理の味に100%集中する。
ブログを書くなら執筆に100%集中する。
読書なら内容に100%集中する。
これがマインドフルネスです。
朝活は、朝だと刺激が少ないから効果的と言われています。
スマホの通知もなく、街も静か。
家族がいる人ならば、家族が寝ている時間です。
朝だと100%集中しやすい環境なのです。
ですが、朝活友達を作ってしまうと、100%集中できない環境になってしまいます。
100%集中できない環境になってしまうと朝活の効果は半減。
マインドフルネス的に見ても、朝活友達はいらないのです。
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朝活友達を作ってもいい人【3選】
朝活友達は作らないことをおすすめします。
ですが、中には朝活友達を作ってもいい人、むしろ作った方がいい人もいます。
本項では、朝活友達を作ってもいい人をご紹介します。
①早寝早起きが習慣になっている人
②交流が朝活の主目的になっている人
③一般的な朝活時間よりも早くに起きている人
①早寝早起きが習慣になっている人
早く起きるために睡眠時間を削り続けると、いずれ体調を崩します。
早起きするためには、早く寝ることが必須です。
この早寝早起きが習慣になっている人は、朝活の目的を見失わずに継続できるでしょう。
自身の活動の時間を確保しながらであれば、朝活友達を作っても問題ないでしょう。
②交流が朝活の主目的になっている人
朝活の目的が「人との交流」になっている人は、朝活友達を作る必要がありますよね。
人との交流も立派な朝活の目的になります。
特に朝活をしている人は、何かしら目的を持って早起きをしている人がほとんどです。
交流し、その人の朝活の目的を聞くことだけでも、価値観を広げることになります。
③一般的な朝活時間よりも早くに起きている人
「朝活」「何時から」でGoogle検索をしてみると「午前5時〜午前6時」で活動している人が多いことがわかりました。
この時間は朝活のラッシュ時間帯。
3時台、4時台から朝活をしている方は少なめです。
3時台、4時台から朝活を始め、自身の時間を確保する。
その上で、5時〜6時の時間帯に交流することは朝活継続のモチベーションになります。
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【結論】朝活の目的を忘れないで!
当ブログ管理人は、過去に個人でYouTubeや音声配信など、様々なメディアにチャレンジしてきました。
ですが、交流することが目的となってしまいました。
交流に多くの時間が割かれ、交流することが辛くなってしまい、結果どれも撤退。
今思えば、手段と目的が入れ替わっていました。
朝活をするなら、目的を明確に持ちましょう。
目的なくして継続なしです。
自身の人生を豊かにする「朝活」。
目的を持って始めてみてはいかがですか?
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