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【出版しました】吃音の僕が喋ることを仕事にした理由

会社員のしゅうへいです。

この度、Amazonの提供する電子書籍サービス「Kindle」から、電子書籍を出版しました。
タイトルは『吃音の僕が喋ることを仕事にした理由』です。
本記事は僕が出版をしようと思った理由を書きました。

吃音の方、吃音者が周りにいる方、吃音に興味のある方など、この書籍を必要とする誰かに届くことを願っています。

本記事がおすすめな方

・吃音に興味がある人
・吃音者が身近にいらっしゃる人
・僕が吃音なのに喋ることを仕事にしている理由を知りたい人

そもそもKindleとは?


Kindleとは、Amazonの提供する電子書籍サービスのことです。
また、Amazonが販売している電子書籍専用デバイス「Kindle端末」のことを指す場合もあります。

KindleはKindle端末を持っていなくても、お手持ちのスマホやタブレット端末、PCなどでKindleのアプリをダウンロードして読むことができます。
アプリのダウンロードは無料でできます。

電子書籍市場全体の2020年度の市場規模は、前年と比べて28.6%増加の4821億円。
2011年度の651億円から年々右肩上がりで増加しています。
2023年度には6000億円を突破すると予測されており、ユーザー数を増やしています。

引用 >> 2020年度の市場規模は4821億円、巣ごもり消費で前年から1071億円の大幅増加!『電子書籍ビジネス調査報告書2021』8月6日発売

なぜKindle出版をしたの?


僕がKindle出版をした理由は3つあります。

①吃音を広めたかったから
②丁寧な説明をすれば理解してくれることを広めたかったから
③電子書籍の出版に挑戦したかったから

①吃音を広めたかったから


吃音者は人口の1%、100人に1人いると言われています。

JR山手線は満員時、1両に200人ほど乗れると言われています。
計算上、その車両に2人は吃音者がいます。
このように、意外と身近に吃音者はいるのです。

でもおそらく、吃音者がいることに気づかれていませんよね。
それは吃音者が、自身の吃音を隠すことが上手だから。

吃音とは、言葉に詰まる障害のこと。
「あ、あ、ありがとう」など、どもってしまう症状が特徴です。
詰まりすぎて言葉にできず、酸素不足で顔が赤くなることすらあります。

そんな吃音症は、発達障害のひとつとされています。
どもることは「努力で治せないこと」なのです。

理解されないことが多い吃音症を少しでも広めたい。
そして吃音の人が、生きやすい世の中にしたい。
そう願い、kindle出版をしました。

②丁寧な説明をすれば理解してくれることを広めたかったから

僕は言葉に詰まる障害を持ちながらも、子どもたちに喋ることを仕事にしています。

毎日子どもたちの前に立ち、どもりながらも喋っています。
時に子どもに質問されたり、笑われたりすることもあります。
その度に丁寧に説明することで、子どもたちが理解してくれます。

人は異なることに出会うと興味を持ち、もっと知りたくなります。
でも丁寧に説明をせず解消できないと、違和感に発展し、指差して笑ったり、差別の対象にしたりします。
悪循環なのです。

人は丁寧に説明すれば必ず理解してくれます。
僕はこの電子書籍を通して吃音者に対し、恐れず丁寧に説明しよう!と伝えたかったのです。

③電子書籍の出版に挑戦したかったから


このブログを始めた理由は「自分の人生を自分で変える」ことでした。

生きていたら成功と失敗の繰り返しですし、挑戦なくして成功なしです。
やらなければ道は開かれません。

近年、電子書籍の市場が盛り上がっているのは先述の通りです。
伸びている市場に飛び込んでみてはじめて、学ぶことができます。

会社の仕事でYouTubeを始めた時も、最初は効果があるのか半信半疑でした。
でもYouTubeを始めたからこそ、多くのものを得ました。
僕にとってkindle出版が、自分自身の人生に彩りを加える方法の1つだと確信したのです。

挑戦すれば必ず得るものがある。
それは知識かもしれないし、ご縁かもしれない。
はたまた収益かもしれない。
得たものを会社での仕事に活かす。
そうしたいと思い、電子書籍の出版に踏み切ったのです。

【100円です】ダウンロードはこちら!


どなたでもお読みいただきやすいよう、100円とさせていただきました。
お金としての利益よりも、吃音の啓発僕自身の出版の経験の方が大事だと思ったからです。
35ページと短めですので、ぜひお手にとっていただけたら嬉しいです。

アプリのダウンロードで、スマホから読むこともできます。
どうぞよろしくお願いいたします!

『吃音の僕が喋ることを仕事にした理由』