資産運用・仮想通貨

楽天ポイントビットコインのスプレッド徹底解説|勝手にマイナスされる実質手数料

「仮想通貨に興味あるけど資産が減るのは怖い……」

そんな方におすすめなのが楽天ポイントビットコイン。
楽天ポイントを使って、仮想通貨を「疑似体験」できるサービスです。

実際に仮想通貨を購入するわけではありません。
楽天ポイントを使って、ビットコインの値動きを体験できるのです。

現金ではなく楽天ポイントなので、多少減っても現金ほど気にならないですよね。
気軽に始められそうですが、1つだけ注意点があります。

結論からいうと「実質手数料があるから注意が必要」です。
楽天ポイントビットコインは「手数料無料」としています。
ですが「実質的に手数料がかかる」のです。

それでは詳しく見ていきましょう!

楽天ポイントビットコインの手数料は無料?


楽天ポイントビットコインは、規約上では手数料無料となっています。

スクリーンショット 2022-10-04 15.41.30.pngポイントビットコイン利用規約から引用

サービスを利用する際の手数料は無料ということです。
ですが、取引には「スプレッド」が発生します。
このスプレッドが、実質的な手数料になります。

楽天ポイントビットコインの運用では、引き出す際にスプレッドが天引きされます。
ですので、運用がプラスの時に引き出さないと、想像以上にポイントが減ってしまうこともあります。

実質手数料?「スプレッド」とは

暗号資産取引におけるスプレッドとは「売値と買値の価格差」です。

スクリーンショット 2022-10-04 15.41.06.png

ポイントビットコイン > 差し引かれるポイントについてから引用

たとえば、購入金額が100円、売却金額が90円の場合、スプレッドが10円です。
スプレッドがいくらになるかは、時々によって異なります。

スプレッドを直訳すると「広がり」という意味です。
スプレッドを表現する場合、購入金額と売却金額の価格差が小さいことを「狭い」、価格差が大きいことを「広い」という言い方をします。

仮想通貨は「販売所」「取引所」で取引を行うことができます。
「取引所」は仮想通貨を買いたい人と売りたい人が直接取引を行うことです。
「販売所」暗号資産交換業者を仲介する取引形式のことです。
業者が仲介しているので、実質手数料である「スプレッド」がかかるのです。

楽天ポイントビットコインは、手数料は無料、スプレッドがかかります。
楽天グループ株式会社が仲介をしているので、スプレッドは楽天グループ株式会社に収めることになります。

スプレッドの口コミ・評判

楽天ポイントビットコインのスプレットに関する口コミ・評判を集めてみました。

一度引き出してみたらスプレッドが…

運用益がスプレッドを超えた

スプレッドで儲ける取引所

楽天ポイントビットコインのスプレッドって5%?

実際にスプレッドを確認してみた

スプレッドがいくらかかるは、次の3ステップで簡単に確認できます。

①トップページ→「引き出す」
②引き出すポイントを適当に設定
③スプレッドを確認

①トップページ→「引き出す」

楽天ポイントビットコインのトップページの「引き出す」をクリック。

スクリーンショット 2022-10-04 16.03.19.png

②引き出すポイントを適当に設定

いくら分ポイントを引き出すかを選択。

スクリーンショット 2022-10-04 16.02.22.png

③スプレッドを確認

「うち差し引かれるポイント(スプレッド)」から確認できます。
この時は目安43ポイントでした。

スクリーンショット 2022-10-04 16.02.33.png2022年10月4日16:00現在

【結論】ポイントビットコインはプラスになるまで待とう!

楽天ポイントビットコインとビットコインの値動きは連動しています。

スクリーンショット 2022-10-04 16.07.08.png楽天ポイントビットコイン 2022年10月4日16:00現在

 

スクリーンショット 2022-10-04 16.07.24.pngビットコイン 2022年10月4日16:00現在

スプレッドは、何もしなくてもかかってしまういわば「税金」のようなものです。
少なくとも運用益がプラスに転じてから引き出すようにしましょう。

もともとプレゼントとしてもらった楽天ポイント。
さらに有効に活用できるように、ポイントビットコインを長期保有して上がる日を待ちましょう!