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【例文あり】伝わる会話術・SDS法|デメリットも解説

「私の話、なぜか部下に伝わっていないな……」
「この上司の話、何を言いたいのかよくわからないな……」

会社員として働いていると、人とのコミュニケーションは欠かせません。
組織の中にはコミュニケーションが上手な人がいます。
話の要点がまとまっており、言いたいことがスムーズに伝わる人は「仕事がデキる人」という印象を持ちます。

一方、冒頭に挙げたように「なにを言いたいのかよくわからない人」も多くいます。
実は自分がそう思われている可能性もあります。

コミュニケーションを円滑にしたい時、どのように話せばよいのでしょうか。
結論からいうと「結論や要点を最初に言う」ことを徹底しましょう。
SDS法を使うと、伝わりやすい話の練習になりますよ。

✔️SDS法ってなに?
✔️たとえばどんな感じ?
✔️デメリットは?

ここから詳しく見ていきましょう!

簡潔に伝わる!SDS法とは


SDS法
とは、話の全体像を理解しやすい話し方・書き方のフレームワークです。
下記の3つの英単語の頭文字をとって「SDS法」と呼ばれています。

ステップ①|Summary(要点)
ステップ②|Details(詳細)
ステップ③|Summary(要点)

ニュースなど、時間の制約のある情報メディアで使われることの多いSDS法。
ここからはそれぞれのステップを、例文と一緒にご説明しますね。

ステップ①|Summary(要点)

最初に話の概要や要点などの全体像を話します。
話の聞き手や読み手の集中力が高い序盤に、全体像を伝えます。
全体像を理解した上で聞いたり読んだりすることで、理解度が深まります。

【例文】
「昨日行われたプロ野球は、読売ジャイアンツが、福岡ソフトバンクホークスに3対2で勝ち、優勝しました」

ステップ②|Details(詳細)

次に詳細を伝えます。
話の全体像を理解してもらったので、話のポイントとなる詳細を伝えていきます。

【例文】
〇〇選手がサヨナラホームランを放ち、劇的な勝利でした。勝利投手は△△選手。ジャイアンツは3年ぶりの優勝です。

ステップ③|Summary(要点)

最後の再び要点を伝えます。
最初に話した要点とは異なる表現方法で伝えることで、飽きずに最後まで話を聞くことができます。

【例文】
読売ジャイアンツは3年ぶり、30回目の優勝です。□□監督の勇退に最高の花を添えました。

なぜ要点→詳細→要点?


SDS法は要点→詳細→要点の順に伝える構成
です。
ではなぜこの構成がよいのでしょうか。

人間は、最初と最後に伝えられた情報を覚えやすくなっています。
これは心理学の「系列位置効果」によるものです。
具体的には「初頭効果」「親近効果」という2つの効果が大きく影響しています。

「初頭効果」とは、最初に伝えられた情報をよく覚えているという効果です。
その前の情報がないため、長期記憶として脳にインプットされやすいから覚えていられるのです。

「親近効果」とは、最後に伝えられた情報をよく覚えているという効果です。
情報を脳に入れたばかりなので短期記憶内にあり、すぐに引き出すことで忘れにくくしているのです。

SDS法は初頭効果と親近効果を利用して、最初と最後に要点を入れているので、相手に伝わりやすくなるのです。

SDS法のデメリット


SDS法は簡潔に情報を伝えやすくできる反面、デメリットも存在します。

3つの段落からなるシンプルな構成のため、長い話や長文は不向きです。
詳細を詰めようとすると、最初に伝えた全体像がぼやけてしまい、理解が難しくなります。
SDS法は、あくまで情報を簡潔に伝えるため“だけの”文章構成です。

相手を説得して行動を起こさせたい時は「PERP法」などを使うことをおすすめします。

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【結論】先延ばしはダメ、ゼッタイ。結論ファーストで伝えよう!

毎日いそがしい会社員。
少しでも無駄な時間を減らしたいですよね。
そんな時こそSDS法を使いましょう。

SDS法を使って話すと、コミュニケーションがスムーズにでき、時短になります。
時短は、話し手と聞き手、どちらにとってもメリットがありますよね。

上司、部下、どんな立ち位置にいても、SDS法を駆使して、効率的にコミュニケーションをとっていきましょう!