時間管理

todoリストは簡単な作業から|脳科学的な効率の良いタスク管理

会社員のしゅうへいです。

todoリストをご存知ですか?
作業を効率良く終わらせるために、事前に作業をまとめたリストのことです。
専用のアプリも多数あり、仕事や家事に活用している方も多くいらっしゃることでしょう。
今回は、あらためてtodoリストを作るメリットや、作成後の有効な活用法などをご紹介します。

本記事がおすすめな方

・仕事効率化を探している人
・仕事の漏れや抜けが多い人
・買い物に行くと買い忘れがある人

・todoリストの効果を疑っている人

todoリストとは?作成メリット解説


todoリストとは、自分がやるべき作業を書き出し、まとめたリストのことです。
todoリストを作ることで自分がやるべき作業が可視化され、優先順位をつけやすくなります。
1つの作業を終えるごとに作業完了のチェックを入れることで、作業の漏れや抜けがなくなります。
結果的に作業の効率や生産性を向上させることができます。

しゅうへい
しゅうへい
僕は作業が多い日は、todoリストを作っているよ!

todoリスト活用のコツ


todoリストを作ったら次の2つの基準で優先順位を決めましょう。

①「重要」で「緊急」ではないことからやろう
②簡単な作業からやろう

①「重要」で「緊急」ではないことからやろう

上の図の第2領域「重要だが緊急ではない」ことからやりましょう。
第1領域「重要かつ緊急」なことは、言わずもがなやっていますよね。
第2領域の「重要だが緊急ではない」ことは、いずれ「重要かつ緊急」の領域に入ります。
todoリストを作ったら「重要だが緊急ではない」ことを先回りして片付けるとよいとされています。

②簡単な作業からやろう


2つ目のポイントは「簡単な作業からやる」ということです。
脳科学者の中野信子先生の書籍『あなたの脳のしつけ方』によると、人のやる気は「やるから出てくる」そうです。

自転車にたとえて考えてみましょう。
自転車はスピードに乗ったら少ない力で速く進みますね。
ただ、こぎ始めはペダルが重く、力が必要です。

人の脳も同じで、新しい作業を始めるときに、最もエネルギーを使います。
作業を始めて軌道に乗ったら、エネルギーを節約できるようになります。
「作業を始めた」と脳に信じ込ませることで、新しい作業を始めても省エネできるようになるそうです。
ですので、todoリストを作ったら、簡単ですぐに終わる作業から始めましょう。

簡単な作業からやるもう1つの理由


todoリストを作ったら簡単な作業からした方がいい理由は、もう1つあります。
それは人間がかつて狩猟・採集をして生きていた時代にさかのぼります。

食べ物が定期的に入手できない時代、いかにエネルギーを節約するかが子孫の繁栄に大きく影響していました。
新しい場所に移動すると環境が変わり、エネルギーを多く使います。
するとエネルギーが枯渇し、種が絶滅してしまいます。

お風呂のぬるま湯って気持ちよくて、ついつい長湯してしまいますよね。
実はぬるま湯から出てベットでゆっくりした方が気持ちいい。
しかし、脳が「ぬるま湯から出る」という新しい行動を起こしてエネルギーをたくさん消費することを避けてしまうのです。

しゅうへい
しゅうへい
ぬるま湯っていつまでも入っていられるけど風邪引くよね〜

いきなり全身、ぬるま湯から出ることは難しいでしょう。
まずは手や腕、次に上半身、そして立ってぬるま湯から出る。
少しずつ湯船から体を出すことで、自然とぬるま湯から出られます。

todoリストも同じですね。
まずはすぐに終わる簡単な作業から始めます。
少しずつ作業を終われせていくことで、自然と大きな作業に取り掛かることができます。

省エネの観点から見ても、簡単な作業から進めると効率良く進められるのです。

【まとめ】todoリストは簡単な作業からやろう!


やる気は待っていても出てきてくれません。
やる気スイッチはどこにもありません。
やる気はやるから出てくるのです。

todoリストを作るということは、すぐに終わる簡単な作業を1つ終わらせたということかもしれませんね。
todoリストを活用して、効率良く作業を進めていきましょう!