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今年こそ達成できる!絶対達成できる新年の目標の立て方と達成のコツ

「あれ?今年の目標ってなんだっけ?」

元旦を迎えたり、新年度に入ったり、様々な節目で立てる目標。うっかり忘れてしまった経験はありませんか?せっかく立てた目標を忘れてしまえば、ブレブレの時間を過ごしてしまいます。

目標を忘れず、なりたい自分を思い描くことで、少しずつ理想の自分に近づいていくことができます。そのために目標を忘れないようにするためには、どうすればよいでしょうか?また、より良い目標の立て方とはどのような方法があるのでしょうか?

結論からいうと「キャッチフレーズを作る」ことで、定期的に見直せるようにしましょう。そしてすぐに実践できる行動を考えられれば、それがより良い目標になります。

本記事では、目標を忘れないコツや、よりよい目標の立て方をご紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう!

そもそも目標とは?目的との違いを解説


目標と似た言葉で「目的」があります。まずはそれぞれの違いを理解しましょう。登山に例えると、目標がチェックポイント、目的が山頂です。

目標とは、ある物事をなし遂げたり、ある地点まで行きついたりするための目印やめあてとされています。目標は、英訳すると「Goal」ですね。

目的とは、最終的に成し遂げたい事柄のことです。目的を英訳すると「Purpose」。「Purpose」の語源は、ラテン語の「purposer(提案する/目論む)」です。「前に」を意味する「prō-」と「置く」を意味する「pōnō」から成っています。 「前に置く、到達しようとする対象」という意味から、現在の「purpose(目的/意図)」につながっています。

サッカーの試合では、相手より多くのゴール(得点)を目標にすることで、勝利という目的を達成することができます。人生の目的を達成するために立てるのが、1年の目標というわけです。

目標はいつ立てる?


「一年の計は元旦にあり」
という言葉があります。これは「元旦に計画を立てるべきである」という言葉ですが、本来は「物事は初めが大事」という意味です。

元旦や4月1日、誕生日など、自分にとっての節目の時期に、目標を立てることで、新たな一年をやる気に満ちた状態で迎えることができます。

目標を忘れないコツ【3選】


ここからは1年の目標を忘れず、確実に達成するためのコツを3つご紹介します。

①キャッチフレーズを作る
②定期的に目標を見直す
③毎日できる小さなことを取り入れる

①キャッチフレーズを作る

忘れないようにするためには、語呂の良いキャッチフレーズを作りましょう。

世界的大ベストセラー『7つの習慣』では、「人生のミッションステートメント」を作ることの大切さを述べています。ミッションステートメントとは、「どんな人生を生きるか」という意思を言葉にすることです。つまり人生の目的をわかりやすい言葉にするということです。

人生の目的であるミッションステートメントを達成するために、1年の目標をキャッチフレーズにまとめましょう。わかりやすい言葉にまとめることで、1年間目標を忘れなくなります。

②定期的に目標を見直す

キャッチフレーズを作ったら、定期的に見直す習慣を作りましょう。具体的にはこのような習慣がおすすめです。

✔️毎朝起きたらつぶやく
✔️朝、家を出る時につぶやく
✔️紙に書いて壁に貼る
✔️毎週日曜夜に確認する
✔️毎月1日に確認する

定期的に思い出すことで、脳の長期記憶に蓄積され、記憶から消えることがなくなります。

③毎日できる小さなことを取り入れる

1年の目標を忘れないようにするためには、毎日できることを生活に取り入れることがおすすめです。思い出すだけでなく行動に起こすことで、決して忘れることがなくなります。

達成できる!上手な目標の立て方


目標は高すぎるとチャレンジしにくくなりますし、簡単すぎるとすぐに達成して退屈に感じます。ここからはちょうどよい目標の立て方をご紹介します。

STEP1:目的を明確にする
STEP2:大中小の目標を立てる
STEP3:行動ベースで考える

STEP1:目的を明確にする

登山に例えると、目的が登頂、目標がチェックポイントです。チェックポイント(目標)だけ回っていても、登頂(目的)はできません。自分の人生の目的を明確にし、その人生の目的に近づくための目標を立てましょう。

STEP2:大中小の目標を立てる

大中小の、3つの目標を立てましょう。

大は、1年かけても達成できるかわからない、翌年移行に持ち越してもかまわないくらい大きな目標です。達成できれば人生の目的に大きく近づける目標です。

中は、1年間挑み続ければ達成できる、適度な目標です。目標を忘れることなく、日々精進すれば達成できる目標にしましょう。そしてこの「中」の目標が、「大」の目標につながるようにしましょう。

小は、3ヶ月程度で達成できる、短期目標です。1年を「季節ごと」くらいに分けて、短いスパンで達成できる目標です。「中」「大」の目標につながるように設定しましょう。

STEP3:行動ベースで考える

大中小の目標を立てたら、その目標を達成するための「具体的な行動」を決めましょう。たとえば大きな目標として「人に好かれる人になる」を掲げたとします。そのために「毎日挨拶を自分から笑顔でする」「人の話を聴く」「困っていたら助ける」など行動を決めます。行動ベースで考えることで、目標達成のための行動を、起こしやすくするのです。

【結論】目標から目的へ。節目で立てたいチェックポイント

目標は、人生の目的へ到達するためのチェックポイントです。正月や4月1日、誕生日など、自分の節目となる時こそ、新しいチェックポイントを立てましょう。確実にチェックポイントを通過し、登頂を目指して1歩ずつ進んでいきましょう!