コミュニケーション

人間関係のストレスから解放されよう!リレーションシップの鍛え方

「職場の人間関係がうまくいかない……」
「あの上司はなんか苦手なんだよなぁ……」

職場の人間関係で悩む人は多いとされています。
労働政策研究・研修機構が21-33歳を対象にした調査結果によると、実に3割近くが人間関係を理由に退職しています。
*若年者の離職状況と離職後のキャリア形成

人が2人以上集まったら、それは組織です。
組織に属していれば避けられないのが人間関係。
会社だけでなく取引先、下請け先、納品業者、業務委託。
さらには家族、友人、恋人。
生きていく上で人間関係は欠かせません。
よりよい人間関係を築くためには、どのようにすればよいのでしょうか?

結論からいうと「リレーションシップを学ぶ」ことで人間関係を湖上させることができます。
さらにリレーションシップの向上が、生産性の向上にもつながります。

それではここから詳しく見ていきましょう!


会社員が幸せに働くために必要な4要素


近年の研究から、会社員の幸せがビジネスの成果を上げるということもわかってきています。
アイディール・リーダーズ株式会社 CHO(Chief Happiness Officer)丹羽真理氏によると、会社員が幸せに働くと、次のようなメリットがあります。

会社員が幸せに働くとどうなる?

幸せな会社員は、そうでない会社員と比べ、生産性が31%売り上げは37%創造性は3倍も高い

さらに会社員が、仕事における幸せを感じる要素は、次の4つと述べています。

①Purpose(パーパス:存在意義)
②Authenticity(オーセンティシティ:自分らしさ)
③Relationship(リレーションシップ:関係性)
④Wellness(ウェルネス:心身の健康)

①Purpose(パーパス:存在意義)

目的を持って働くことが会社員の幸せにつながります。さらに、会社員自身が大切にする価値観に沿って仕事ができ、その仕事に社会的意義が含まれていることが欠かせません。

②Authenticity(オーセンティシティ:自分らしさ)

「替えのきく存在」ではなく「自分らしさ」を発揮できる職場が、会社員の幸せにつながります。自分の強みを活かして自分らしく仕事ができることや、仕事の進め方に自由度があり、自分でコントロールできることが自分らしさにつながります。

③Relationship(リレーションシップ:関係性)

組織に心理的安全性を感じ、周囲の人から大切な存在として感じられることが、会社員の幸せにつながります。関係性が良好だと、ストレスが緩和され、幸せな気分になる「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。日々のコミュニケーションの中に、周りの人から大切にされるような言葉を伝え合うことで、リレーションシップを高めることができます。

心理的安全性とは|作り方をわかりやすく解説「今日も会議で何も言えなかった……」 「上司に言いたいことがあるんだけどなかなか言えないなぁ」 間違ったことを言って叱られるのが...

④Wellness(ウェルネス:心身の健康)

会社員の心身の健康が、会社員の幸せにつながります。いくらパーパス、オーセンティシティ、リレーションシップが良好でも、健康を害してしまっては幸せにつながりません。長時間労働や人間関係によるストレスなどを削減できれば、心身の健康を高めることができるでしょう。

人間関係に悩むならリレーションシップスキルを鍛えよう

リレーションシップとは、関連、関係、結び付き、関連付け、血縁関係、間柄などの意味を持つ言葉です。
人は生きていく上で、人間関係は欠かせません。
実は離職する理由の約3割が「人間関係がよくなかった」を理由に挙げています。

「初めての正社員勤務先」を離職した理由 .png

*独立行政法人 労働政策研究・研修機構
若年者の離職状況と離職後のキャリア形成 (若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)のデータを引用

良好な人間関係を構築できない、自分のことを上手く伝えられない、周囲の関係を上手く調整できない。このような悩みで離職する人が一定いることがわかっています。

会社員が幸せに働くためには、人間関係のストレスから解放される必要があるのです。
リレーションシップスキルを高めることができれば、人間関係のストレスから解放されるでしょう。

リレーションシップスキルを高めるための行動【3選】


リレーションシップスキルとは、具体的には次にようなものが挙げられます。

表現力、雑談力、傾聴力、共感力、質問力、関係構築力、説明力、提案力、洞察力、状況把握力、協調性

リレーションシップスキルを高めるためには、次の3点がおすすめです。

①相手の話を聴いて共感する
②遊び心を持つ
③相手を否定しない

①相手の話を聴いて共感する

人は誰もが自分に一番興味があります。相手の話をさえぎって、自分の話をするのはNGです。相手の話に共感し、最後まで聴くことでリレーションシップを高めることができます。

②遊び心を持つ

相手と一緒に楽しむ気持ちを持つことで、リレーションシップを高めることができます。楽しい!と感じてくれたら、ドーパミンという脳内ホルモンが分泌されます。ドーパミンはやる気を促進するホルモンです。一度ドーパミンが放出されると、再びその行為をしたくなります。
リレーションシップを高めるために、相手と一緒に楽しむことで、コミュニケーションの数を増やすことにつながります。

③相手を否定しない

人は誰もが間違いを犯すことがあります。そんな時こそ、リレーションシップを高める絶好のチャンスです。相手の失敗を受け止め、否定せず、フォローできるようにしましょう。

【結論】人間関係のストレスを解消!頼られる人になろう!

リレーションシップを学び、そのスキルを鍛えることができたら、人間関係のストレスから解放され、安心して毎日を過ごせるようになります。
また、周囲からの相談にも適切に乗れることで、頼りにされる存在になります。
会社員として、頼られる人間は重宝されます。
リレーションシップは、業種・分野問わず、誰もが持つべきスキルなのです。

リレーションシップを鍛えるためには、まず自分の実力を把握する必要があります。
自分の強みとスキルを可視化した上で、専門家にアドバイスしてもらうことをおすすめします。
今なら無料・オンラインで60分程度、専門家からアドバイスをもらうこともできます。

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